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法隆寺地域の仏教建造物群
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「法隆寺地域の仏教建造物群」として登録された遺産は、法隆寺と法起寺の二つ。
現存する世界最古の木造建築物を含み、聖徳太子にゆかりの深い、飛鳥時代の貴重な文化財を、1400年にわたって今に伝えています。
◎法隆寺
斑鳩里、18万7000m2もの広大な敷地の中に、総数125棟の建造物が建ち並びます。
境内は、西院と東院、二つの伽藍群で構成されている。西院は、聖徳太子創建の若草伽藍を起源とし、金堂、五重塔、大講堂、中門、回廊などで構成されています。
中でも金堂は、世界最古の木造建築物である。一方、東院は太子の住居(斑鳩宮)跡に建立された上宮王院がもとになったもの。739年に建立された八角円堂の夢殿があり、堂内には、聖徳太子の肖像といわれる久世観音像が本尊として安置されています。
法隆寺の建造物のうち、18棟が国宝に指定されており、そのうち11棟が1100年以上の歴史を持ちます。また、35棟が重要文化財に指定されている。所蔵する宝物のうち、170点が国宝、2300点が重要文化財に指定されており、まさに仏教芸術の宝庫と言えます。
◎法起寺
638年に、聖徳太子の遺言によって創建された寺院。創建当初は、東に三重塔、西に金堂という伽藍配置で、法隆寺とは逆の方式を取ります。三重塔は、創建当時の建造物として現在唯一残るもので、国宝に指定されています。三重塔として最古であると同時に最大規模のものです。装飾などに法隆寺の五重塔との共通点が数多く見られます。
◎1993年登録
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